車検の時期と車検切れ、車検が切れたらどうするのか、対策対応。車検切れの時は仮ナンバーでユーザー車検を乗り切ろう

ユーザー車検の時期と車検切れ

車検は、車検が切れる一カ月前から出来ます

ユーザー車検を受けるのは、運輸支局とその支所的存在である自動車検査登録事務所です。全国には、この車検場が約100ほどあります。例えば東京の場合、品川の東京運輸支局のほかに、足立、練馬、多摩、八王子にそれぞれ検査事務所があり、合計で5か所あります。
新規登録とか構造変更検査(改造した場合の検査)などは、その地域の自動車検査登録事務所に行かないと受けつけてくれないですが、通常の継続検査(ユーザー車検)は、どこでも受けられます。
たとえば、愛知の車を東京の自動車検査登録事務所で車検を取ることもできます。
車検は、車検が切れる1か月前から受け付けてくれます。
例えば、8月10日に切れるとしたら7月11日から受けつけてくれます。仮に5月11日に車検を取ったとしたら、次のユーザー車検は、6月10日から2年後となり、受けた日から数えて2年間ではありません。
ユーザー車検にかかる時間は、書類を作ったり、受付をしたり、検査ラインで検査自体を受けたりで、トータルで1時間~2時間ぐらいです。
検査ラインそのものは約12分くらいですが、書類にまつわる手続きや順番待ちに時間がかかります。
ユーザー車検の受付時間は、たとえば9時から11時30分、午後は1時から3時30分までとか決まっているので、あらかじめ電話などで確認しておくこといいでしょう。

車検が切れてしまった場合

車積車、車検は切らしちゃだめだよ
車検がいったん切れてしまっても、ユーザー車検の手続き自体はまったく同じです。
問題は、車検場に行くには公道を走って行かなければならない事です。そうなった時には、2つやり方があります。ひとつはトラックに載せて車検場まで運ぶ。車検場内の移動は自走してもいいので、検査ラインに並んで、車検を取れば晴れて公道を走れるわけだ。でも通常は、仮ナンバーというのを取ります。
仮ナンバーは、市、区役所などの庶務課がこの仮ナンバー発行業務をやっています。市町村によって申請場所が異なることがある管轄の運輸支局に問い合わせると教えてくれます。

仮ナンバー申請

必要書類

免許証

切れた車検証

自賠責保険証

印鑑(三文判でいい)

仮ナンバー取得に必要な書類は上記4つになります。
上記書類を用意し、【市、区役所】にいきましょう。
手続き方法は、車を動かす日を決めておき、手数料650円の印紙を申請書に貼るだけです。申請書には、車を動かすコースを書き込むところがありますが。自宅からA運輸支局までのルートを書けばいいでしょう。
仮ナンバーの有効期限はその移動コースによって決まってきます。
基本的には、2~3日ほどの許可になります。
仮ナンバーの申請は前日もしくは当日で、返却は切れてから5日以内です。もし紛失したり破損したときは、1540円を払うことになる。

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