3回目(7年目)のユーザー車検時のチェックポイント
マフラーの穴あき、ドライブシャフトのブーツ破れなどいろいろな問題が出てくる頃
走行7万kmぐらいになると機械工学的に見て、出るべきトラブルは一応出つくしてきます。ここでしっかり面倒見ておくと、使っているほうも車が分かってくるし、車そのものも機械的安定期に入ってきます。よくあるトラブルは、ドライブシャフトのブーツ破れ、ステアリングギアのゴムブーツ破れだ。このあたりは下廻りチェックの際、簡単に異状を発見できます。とくにドライブシャフトのブーツ破れは、タイヤハウスにグリースが飛び散るのですぐ分かります。修理は特殊工具が必要ですので、修理業者にお願いしましょう。最近の車のブーツはシリコン製を採用し、かなり丈夫になっています。マフラーの穴開きは、走行5~6万kmで起きる可能性大。これは、穴が開くと、空ぶかししたとき音で分かります。排気漏れが起きてなければ交換することはありません。穴が開いてからでもいいということです。意外と見逃されやすいのが、ホイールベアリングのグリースです、今回のユーザー車検にて交換をしたはうがいいでしょう。国産車でも、早いもので9~10万kmを超えるとベアリングにガタが出ることが珍しくないからです。グリースの交換をしておけば次の車検、あるいは次の次あたりまで大丈夫。当然、タイヤの山はとっくの昔にスリップサインが出ているので交換しているはずです。この時期、とくに重量車はブレーキローターにひずみが出て、ジャダーが起きるケースがある。この場合はプロにたのんで研磨してもらいましょう。
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