軽自動車のユーザー車検と費用
軽自動車のユーザー車検費用
軽自動車ユーザー車検の方法
軽自動車のユーザ-車検は、専門の検査事務所『軽自動車検査協会』で行います
軽自動車のユーザー車検の流れは、2年(24か月)点検をして定期点検整備記録簿をつけ、予約の電話を入れ、軽自動車検査協会の事務所に行って検査を受けます。ユーザー車検の検査手数料が1400円というのは普通自動車と同じです。検査ラインの順番は少し違います。検査ラインの順番については地方色もありますが、例えば東京の港区にある東京主管事務所の場合、検査ラインでは、まず、サイドスリップ。それからブレーキチェック、スピードメーターのチェックをし、次にヘッドライトテスト。排ガス検査(HCとCOは小型車などとまったく同じ)がすんだら、灯火類・外観チェック、同一性の確認に進み、最後にピットでなくリフトで車を持ち上げ、検査官が小さなハンマーでボルトやナットをたたいたりして下廻りをチェックします。ちなみに予約は1週間前からというケースが多いようです。全国どこの軽自動車検査協会の事務所でも、継続検査(車検)を受けることができる点も乗用車や他の車両と同じ。札幌ナンバー登録の軽自動車を、九州の検査事務所で継続検査を受けても問題はありません。ただ、構造等変更検査(改造したとき)は、登録した検査事務所でしか受けつけてくれません。通常の運輸支局や自動車検査登録事務所に軽自動車を持っていっても車検は絶対受けつけてくれません。『軽自動車検査協会』が一括して日本の軽自動車(排気量660cc以下の単)の検査を受けつけているからです。250cc以上のバイクが運輸支局で車検を受けるのに対し、なぜ660ccの軽自動車だけが『軽自動車検査協会』という特別枠のところで検査を受けるようになったのかというと、軽自動車特有の歴史、つまり日本にモータリゼーションを根付かせるために軽自動車を税制面、車庫証明免除などで優遇した歴史があるからです。ちなみに『軽自動車検査協会』は1972年にできています。とはいえ、軽自動車であっても通常の小型車同様エンジンがついて、4つの車輪を持っている。検査の内容もまったく同じですし、検査を受ける前に必要な書類もほとんど変わりはありません。車検を受ける検査手続きの手数料も1400円と小型車とまったく同じです。ただ異なるのは、重量税が自家用の場合(4ナンバーでも、5ナンバーでも)2年で8800円とお得な事です。自賠責保険も24か月で2万円ちょっとと小型車に比べ安いので、(ユーザー)車検時にかかる法定費用は小型車の半分以下となります。また、4ナンバーの貨物車でも車検は2年ごとというのもお得です。軽自動車の場合も『前検査』が認められているが、もし検査で落ちて慌てふためくよりも、あらかじめ自分の責任で定期点検をやっておいた方がいいでしょう。点検項目は小型車と同じです。軽自動車の有利なところは、タイヤ1本外すにしても、重量が軽いので楽だという点です。最近の軽自動車は、燃料噴射装置やコンピューターを使ったいわゆるハイテクが多用されているので、よほどユーザーが変な使い方をしていない限り壊れることはありません。ブレーキパッドをはじめとする消耗部品、オイルやゴム類などの劣化するところを重点的にチェックすれば大丈夫です。
軽自動車を修理工場で車検整備してもらうと、部品をまったく交換しないで2~4万円の工賃+代行手数料を取られる。ユーザー車検だと、この費用が浮きます。
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