4回目のユーザー車検チェックポイントについて(ユーザー車検)

4回目(9年目)のユーザー車検時のチェックポイント

タイミングベルトの保証が切れる距離が10万km
燃料フィルターは1回目、エアフィルターは2回目の交換時期
タイミングベルトは切れたら高くつくよ
日本の車の平均使用年数は、約8年ぐらいです。ワンオーナーで言えば、1台の車にだいたい平均で5~6年ぐらい乗っているのではないでしょうか。だから9-10万kmを超えるというのは、現在のところレアケースかもしれないです。しかし不景気や環境問題、そして車検制度の変革などによって、10万km、15万kmの車が街を走っているのも珍しくなくなると予想されます。ちなみに、現在車歴13年の車は、全体の2%ぐらいという統計が出ている。一方、車の寿命はどのくらいかという、機械的な寿命とその国の文化的背景から決まる寿命の2つがありますが、機械的な寿命は、35年ぐらいだ。走行距離数で言えば50万kmぐらいは大丈夫です。ですから、走行9~10万kmというのは、車の機械的な寿命で言えば、ようやく働き盛りの壮年期に入る頃です。走行10万kmを超えるあたりでそろそろ交換すべき部品は、タイミングベルト、ギアオイル、ミッションオイル(走りが激しい人はもっと早い時期に交換)。燃料フィルター、エアクリーナーエメントの交換もしましょう。LLCの交換(これは走行3万キロごとぐらいがいい)、サーモスタットもそろそろ寿命。燃料ホース、ブレーキフルード(これは3~4万キロに1回交換すること)、マスターシリンダーのOH、ブレーキシリンダーのOHもやるべき。これらの整備を業者にやってもらうと結構な金額になりますが、15万km、20万kmを目指す人なら、整備は必須です。

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