予備車検場の使い方を考えよう(ユーザー車検)

予備車検場

車検場近くにある予備車検場。予備テスター屋さん

予備車検場
ライトや排ガス、ホイールアライメントの調整などDIYできない箇所の調整をやってくれます。ユーザー車検を受ける場所である運輸支局、もしくは自動車検査登録事務所。この近くに必ず1~2軒、多いところでは3~4軒ひさしを並べているのが『予備車検場』。ここは何をするところかといえば、本番のユーザー車検を受ける前に、車で行われる検査の予行演習をやるとろ。そう理解してもらえればいいでしょう。実は、予備車検場の中にはユザー車検お断りなんてところがかつては少なくなかった。というのも、予備車検場というのは、もともと整備業者の持ち込み車検の予備検査場という存在。つまり、本来のお客さんは整備業者なのである。しかし、最近は不景気と整備業界の前向きな反省もあって、そうしたユーザー無視のところはまず見なくなった。ただ、そういった事情から、ユーザー本位の親切ていねいな対応を期待すると、少し裏切られるかもしれない。だから、いきなりテスト機に車を入れたりしないで、駐車場に車を停め挨拶して、まず見学することをお勧めする。料金体系がどうなっているかも事前に確認しておこう。心配な部分、たとえばホイールアライメントだけチェックしてもらうといったこともできる場合が多いが、初めてであれば、とにかく車検のポイントを実際に予行演習できるので、一通りやってもらうのも悪くないでしょう。

ユーザーの為の、予備車検場2つの使い方

ユーザー車検で問題が見つかり再検になったときの予備車検場。修理工場でないと修理が出来ないようなケースを除く再検なら、予備車検場を利用するのは賢い選択です。

1.あらかじめユーザー車検整備をやって来てはいるが、本番の検査で万が一にも落ちて二度手間をやりたくない。そのために、あらかじめ予備車検場で予備車検一式をやってもらう。あるいは、ユーザー自身でやれなかった項目、たとえば排気ガスとか、トーインとか、ライトの光軸チェックなどをやってもらうという利用法。
2.本番の車検検査を受けて、もし再検になった時、その再検部分が予備車検場で調整できるものなら、そこだけを飛びこみでやってもらう使い方。後者は、ユーザー車検が初めての人にはちょっとできないと思う。2~3回ユーザー車検の経験を持ったリピーターにお勧めの予備車検場利用法。

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